この本はこんな人に読んでほしい。
・モノを手放しても時間が経つとまたモノに囲まれている
・少ないものだけに囲まれているがなぜか満たされない
・厳選したはずのものだが気に入らず、気づけば新しい物を買っている
この本に出会ったということは、モノを捨てて最小限にしたが、なぜか満たされない!という方が多いのではないでしょうか。
もしそうであればこの本はあなたの悩み解決に導いてくれる可能性が高いです!

モノを手放したはいいけど、気づけばまたモノが増えてる、、、
そんな方にも読んでみてほしい一冊やで!
後ほど紹介しますが、本書の著者は『手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法』でも有名なミニマリストしぶさんです。
私自身も『手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法』を参考に、最小限までモノを捨て、以前より身軽な生活を手に入れました!!!
…しかし、それも束の間。
モノが最小限になったのは一瞬だけ。じわじわとモノが増えていってる、、、という感覚がありました。
そこで出会ったのが同じ著者の本書でした。
本書はそんな私の悩みを解消してくれたので、もし同じ悩みを抱えていたり、この本を買うか迷っているという方は本記事を参考にしていただければと思います!
本の内容
書名 | ぼくたちは、なぜこれを選ぶのか |
著者 | ミニマリストしぶ |
発売日 | 2024年1月10日 |
著者のミニマリストしぶさんは、2017年に開始した「ミニマリストしぶのブログ」は開設1年で月間100万PVを超える人気ブログとして知られております。
著書『手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法』はAmazonベストセラー1位を記録しており、私自身もその本を参考に断捨離をしました。
そんな著者によって書かれたのが『ぼくたちは、なぜこれを選ぶのか』です。
本書は、『モノ選びの守破離』を学ぶことができます!
本当に必要なもの、自分にとって大切なものがわかっていないのが原因かもしれない。
手ぶらで生きる。を参考にモノを捨てて減らしたが、「モノが増えてしまっている・なぜか満たされない」という方々に読んでみてほしい。
本書を読んだ感想
ではこの本を読んだ私ダルマの感想を話していきたいと思います。
この本の魅力は、ずばりモノ選びの守破離を学ぶことができることでしょう!
本書では、前作のテーマであった捨てる技術に引き続きモノ選びの技術について説明されています。
経営者の役割として、重要な判断を最速で繰り返すことが求められるという経営における非常に重要なポジションを担っています。
経営者でなくても、我々人間は無数の選択肢の中から毎日のように判断を繰り返しています。
それらの選択肢の中から、常に最も重要なことを選び続けるのは至難の業です…
ですが、我々人間は最適解のみを求め続けてしまい、結局何も行動に移せていない…ということもしばしば。
でもこの本書を読んでからあることを思い、考えが変わりました。



こんなすごい経営者でも判断を間違うこともあるんや。
こんな方でも間違うことがあるんやったら、自分が間違うなんて当然。もし間違ったことをしていたとしてもその影響はたかが知れてる。
というように考えることができるようになりました!
トップ経営者を見ていると、PDCAを回転させるスピードが桁違いに早いと感じさせられます…。



ちなみにPDCAとは、
「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Action(改善)」
の頭文字をとった言葉で、業務改善や品質向上を目的としたフレームワークの一つやで!!
Appleの創業者の一人であるスティーブ・ジョブズがiPodを生み出した時を例に挙げますと、
MDで音楽を聴くことが主流だった聞きたい音楽を聴く時にMDをわざわざ取り替えるのは手間がありました。
そんな中、Apple社が「1000曲の音楽をポケットに入れて持ち運ぶ」をコンセプトとしたiPodを発売開始しました。
そのiPodの開発体制として、社内の開発者のみならず、社外のデザイン専門家・心理学者・人間工学専門家など、40名近くの人々により約11ヶ月という凄まじい短期間で開発されました。
開発途中では、なんと約2ヶ月で100以上のプロトタイプが制作されたそう!!



2ヶ月で100以上のプロトタイプを制作!?
すごすぎやろ…
Apple社という大きい組織でありながら、これだけのPDCAサイクルを回すのは異常なスピードだと思います。しかも社外の専門家を含めて。
仮に彼らが、MDより便利なものなんて作れるのかな、、、社外の専門家まで集めて大丈夫かな、、、試作品はもっと完成間近になってから、、、
と考え込んでしまい、組織としての動きが遅かったら、この短期間でiPodを生み出すことはできなかったでしょう。
もしかしたら、iPodを生み出すのはApple社ではなかったかもしれません…
スーパー経営者はこのような時間軸の中で、最良の判断をしているのだと考えると凄まじい世界ですよね。
Apple社のスティーブ・ジョブズを例に挙げましたが、きっと我々が知らない世界でもそんな方々が存在しているんやろうなぁと考えます。
私は現時点で経営者じゃないので、残念ながら世界に影響を与えるような判断をすることはありません。
しかし、いつ世の中の変化速度は凄まじく先が読めません。
私ダルマが突然スーパー経営者になる、、、という未来もくるかも知れないので、
その日に向けてまずは今日の朝ごはんを最速で決めてこようと思います。



小さいことからコツコツと。
本書から学ぶことは多くあります。
みなさんにとって、これや!という学びに出会えることを期待しております!
まとめ
今回は、ぼくたちは、なぜこれを選ぶのかという本を読んだ感想について話しました。
本書は、モノ選びの技術を身に付けたい!というあなただからこそ出会えた本だと思います!
ぜひ1度読んでいただき、『モノ選びの守破離』を身につけましょう。
ミニマリスト・断捨離の本を読むと、モノを捨てる技術が身についていいですよね!
でもどうしても、いかに少ない物で生活するか。を目指してしまいがちです。
それも一つの生き方ではあるが、万人が当てはまるわけではない。
本書の著者であるミニマリストしぶさんは、ミニマリスト生活の1番の醍醐味は「捨てる」ことよりも、「減らしたあとに、何を残したか」の部分にあると考えている。
ミニマリストは物に興味がないと思われがちだが実は反対。自分にとって「ベストを見つける旅」だそうです。
本書では『FASHION(ファッション)、GADGET(ガジェット)、LIFE(暮らし)、FOOD(食生活)、HABIT(習慣)』という5項目に分けて紹介されています。
必要だと思うものだけ取り入れるもよし、全て取り入れて真似するのもよし!



上手く行ってる人の真似をするのは成功への近道やもんな!
最後までお読みいただきありがとうございました。