この記事はこんな人に読んでほしい。
・読書が好き、関心がある
・小説が苦手である
・とにかく小説が苦手である
この本に出会ったということは、小説に興味はあるが苦手意識があり、手に取ることができない!という方が多いのではないでしょうか。
もしそうであれば、本記事はあなたの小説への苦手意識を改善することができるかもしれません!

一人でも多くの方が、小説への苦手意識をなくすキッカケになることを願ってるで!
私も小説に苦手意識がありました
私ダルマは、つい最近まで小説が苦手だと思って生きてきました。
そもそも読書自体を始めたのも社会人になってからなので、読書の習慣ができたのもつい最近のことです。
読書を始めたキッカケについて話をしてしまうと今回の本題とは離れてしまうので、それに関してはまた別の機会に発信できればと思います!
社会人になった私ダルマは、とにかく本を読むことを始めました。
それからは目的もなく書店をうろうろ歩くだけでも楽しくなるわけですが、そこでどの書店にも入口付近に陳列されているのが『小説』です。
私は『それ』を見ては近くに駆け寄って手に取り、ページを開きます。
すると、なんということでしょう!
1文読んでは本を閉じ、何もなかったかのような顔でビジネス本のコーナーへと歩いていくのです…。



なんでや…
読書はできるのに、『小説』だけが読めない。読む気になれない。
こんな日々を繰り返すうちにあることに気づきました。
セリフっぽいの文章を見ると、本を閉じたくなってる!!
そして考えました。
「セリフが苦手?でもドラマやアニメは楽しんで観ることができてるし…。まさか小説に何かしらのトラウマが!?」
と結構考えましたが、その時は答えを見つけることができず迷宮入りしました…。
小説が読めるかも!?と思ったキッカケ
前項で話した通り、原因不明の苦手意識から小説を1ページすら読むことができなかった私ダルマです。
そんな私も現在は、物語を楽しみながら小説を読むことができるようになっています!
読書を継続していく中で、原因不明の苦手意識に対して腑に落ちる答えが見つかったのです…!
その答えに辿りつくキッカケを見つけたのは、この本を読んでいるときでした。


速読の本!?
そう驚かれる方も少なくないでしょう。
そらそうです。この本は小説ではなく、全く関係のない本なのです(笑)
細かい文言は忘れてしまったのですが、本書にはこのような内容が書かれていました。
「学生時代、国語の授業で繰り返した音読。
これを人間は本を読むとき無意識にしてしまっている。それでは読書のスピードは上がらない。それを改善するには~…」
と。



なるほど。確かに頭の中で音読してるかも。
…あれ?国語の授業?…ベンキョウキライ!!
ついに原因解明しました。
私が小説に苦手意識を抱いている理由。それは国語の授業と重なる、すなわち学生時代の勉強嫌いが影響していたのです!



国語はまだ好きな方やってんけどな
学生時代はサッカー中心の生活だったので、勉強の時間は本当に嫌いでした。
社会人になってからは自分で勉強する楽しさに気づくことができたので、完全に盲点でした…
苦手意識の正体がわかってしまえばあとは大したことありません!
「これは強制的に読んでいるのではない。自分が読みたいから読んでるんや!!」
と思いながら本を読むだけです。
これは本当にその通りだと思っていて、
1ページどころか、1文を読んでやめてもいい。
1文字目を見て気分じゃなければ、すぐに本を閉じていいんです。
「なんや!そんなメンタル面の問題だけかよ!」
と思われる方もいるかもしれませんが、メンタルが人に与える影響を侮ってはいけません。
実際に私はこのメンタルに気が付いたことで、苦手だった小説が読めるようになったのです!
私が学生時代の勉強嫌いが原因だったように、
もしかしたらあなたの小説への苦手意識の原因は、思いもしないところにあるかもしれません…!
1人でも多くの悩み解決に繋がれば、それ以上に嬉しいことはありません。
ぜひ今後の読書生活に『小説』を加えていただけたらと思います!
実際1冊目に読んでみた小説
それでは最後に、私ダルマが実際1冊目に読んでみた小説を紹介したいと思います。
小説初心者の方でも手に取りやすく、オススメしたい本です!
その小説がこちら。
本書はコンビニバイト歴18年、彼氏なし36歳女性が主役として描かれております。
純文学的な作品であり、
私は本書を読み、『普通』と『マニュアル化』について深く考えさせられました。
読み手によって刺さる部分や、考えさせられる部分は異なってくるのではないかと思います!
そして本書は、2016年に第155回芥川龍之介賞を受賞しております。
ちなみに芥川賞とは…
芥川龍之介賞(あくたがわりゅうのすけしょう)、通称芥川賞(あくたがわしょう)は、芸術性を踏まえた一篇の短編あるいは中編作品に与えられる文学賞である。文藝春秋社内の日本文学振興会によって選考が行われ、賞が授与される。掌編小説には授与されたことがない。
※出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
だそうです。理解できたような、できていないような…
とにかく歴史のある、ものすごい賞!ということです。笑
「小説を読んでみよう!でも何を読めばいいのやら…」
という気持ちになった方は、ぜひ『コンビニ人間』で小説デビューしてみてください!
まとめ
今回は、小説に苦手意識がある理由をテーマに話しました。
私ダルマも小説に関心があるものの、圧倒的苦手意識によりなかなか読むことができませんでした…。
私は今回たまたま、全く関係のない本を読んでいる時に、苦手意識の正体を見つけることができました!
一見関係のないようなところから学びを得ることができたり、知識の点と点が繋がることで一気に知識の幅が広がる。
それが読書の魅力だとつくづく思います!
これを機に一人でも多くの方が小説への苦手意識がなくなるキッカケとなり、読書の楽しみが広がっていくことを願っています!
もし小説を好きになることができましたら、オススメの小説の話をしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。