この本はこんな人に読んでほしい。
・変化の激しい時代に対応する力を身に付けたい!
・個人の力を伸ばしたい!
・今日という日を全力で生きたい!
この本に出会ったということは、モノ・コトを捨てて最小限にしたい!今日という日を全力で生きたい!という方が多いのではないでしょうか。
もしそうであればこの本はあなたの悩み解決に導いてくれる可能性が高いです!

モノに溢れている世の中…
激しい変化に対応するための必読書やで!
モノを捨てたいと思っているけど、なかなか行動に移せない、、、
しないといけないコトに追われて、自分のしたいコトが全然できていない、、、
という方は本記事を参考にしてみてください!!
本の内容
書名 | ぜんぶ、すてれば |
著者 | 中野 善壽 |
発売日 | 2020年4月17日 |
著者の中野 善壽さんは、東方文化支援財団代表理事 元寺田倉庫代表取締役社長兼CEOという肩書を持つ伝説の経営者の一人です。
本書は、迷いなくやると決める『それ以外、ぜんぶすてるという考え方』を学ぶことができます!
目標は必要ない。周りに合わせる必要もない。
迷いなく、やると決める。ただし、朝礼朝改。
激しい変化に対応できるように注意しながら進める。
という信念を持っています。
そんな著者の、ぜんぶすてるという考え方を本書から学ぶことができます。
本書を読んだ感想
ではこの本を読んだ私ダルマの感想を話していきたいと思います。
この本の魅力は、ずばり最速の行動力を身につけることができることでしょう!
本書では、判断→行動を繰り返す経営者である著者によってやる技術が説かれています。
経営者の役割として、重要な判断を最速で繰り返すことが求められるという経営における非常に重要なポジションを担っています。
経営者でなくても、我々人間は無数の選択肢の中から毎日のように判断を繰り返しています。
それらの選択肢の中から、常に最も重要なことを選び続けるのは至難の業です…
ですが、我々人間は最適解のみを求め続けてしまい、結局何も行動に移せていない…ということもしばしば。
でもこの本書を読んでからあることを思い、考えが変わりました。



こんなすごい経営者でも判断を間違うこともあるんや。
こんな方でも間違うことがあるんやったら、自分が間違うなんて当然。もし間違ったことをしていたとしてもその影響はたかが知れてる。
というように考えることができるようになりました!
トップ経営者を見ていると、PDCAを回転させるスピードが桁違いに早いと感じさせられます…。



ちなみにPDCAとは、
「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Action(改善)」
の頭文字をとった言葉で、業務改善や品質向上を目的としたフレームワークの一つやで!!
Appleの創業者の一人であるスティーブ・ジョブズがiPodを生み出した時を例に挙げますと、
MDで音楽を聴くことが主流だった聞きたい音楽を聴く時にMDをわざわざ取り替えるのは手間がありました。
そんな中、Apple社が「1000曲の音楽をポケットに入れて持ち運ぶ」をコンセプトとしたiPodを発売開始しました。
そのiPodの開発体制として、社内の開発者のみならず、社外のデザイン専門家・心理学者・人間工学専門家など、40名近くの人々により約11ヶ月という凄まじい短期間で開発されました。
開発途中では、なんと約2ヶ月で100以上のプロトタイプが制作されたそう!!



2ヶ月で100以上のプロトタイプを制作!?
すごすぎやろ…
Apple社という大きい組織でありながら、これだけのPDCAサイクルを回すのは異常なスピードだと思います。しかも社外の専門家を含めて。
仮に彼らが、MDより便利なものなんて作れるのかな、、、社外の専門家まで集めて大丈夫かな、、、試作品はもっと完成間近になってから、、、
と考え込んでしまい、組織としての動きが遅かったら、この短期間でiPodを生み出すことはできなかったでしょう。
もしかしたら、iPodを生み出すのはApple社ではなかったかもしれません…
スーパー経営者はこのような時間軸の中で、最良の判断をしているのだと考えると凄まじい世界ですよね。
Apple社のスティーブ・ジョブズを例に挙げましたが、きっと我々が知らない世界でもそんな方々が存在しているんやろうなぁと考えます。
私は現時点で経営者じゃないので、残念ながら世界に影響を与えるような判断をすることはありません。
しかし、いつ世の中の変化速度は凄まじく先が読めません。
私ダルマが突然スーパー経営者になる、、、という未来もくるかも知れないので、
その日に向けてまずは今日の朝ごはんを最速で決めてこようと思います。



小さいことからコツコツと。
本書から学ぶことは多くあります。
みなさんにとって、これや!という学びに出会えることを期待しております!
まとめ
今回は、ぜんぶ、すてればという本を読んだ感想について話しました。
本書は、変化の激しい時代に対応する力を身に付けたい!というあなただからこそ出会えた本だと思います!
ぜひ1度読んでいただき、『最速の行動力』を身につけましょう。
最後に注意点が一つ。
私ダルマは本書を選ぶ際に、モノを捨てるための断捨離の本だと思ってネット購入してしまいました。
ですが、本書はそのような本ではなかったです。
ですが、結果的には非常に学びのある本だったので購入して正解でした。
自分のミスがあったから出会うことができた本。なんか人間らしくて嬉しい気持ちになりました。
本書は、モノを捨てるというより、コトを捨てるイメージの本だと思います!
本選びの参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。