この記事はこんな人に読んでほしい。
・ゴルフで100切りを目指している
・スコアが毎回110~120台を行ったり来たりしている
・練習しているのにスコアが良くならないと感じている
ゴルフを始めてしばらく経つと、多くの人が目標に掲げるのが『100切り』です。
しかし、練習場ではそこそこ打てるのに、ラウンドではなかなか100を切れない…。
そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
実は、100切りを妨げているのは“技術不足”よりも“ちょっとした習慣の違い”である場合が少なくありません。
今回は、多くのゴルファーがやってしまいがちな『5つのNG習慣』を取り上げ、その改善方法を具体的に解説していきたいと思います。

NG習慣①:飛距離を求めて力み過ぎる
まず1つ目に、飛距離を求めて力み過ぎることです。
ラウンド中こんな状況がよくありませんか?
「ドライバーで飛距離を稼げばスコアが縮まるはず!!」と思い、つい力んでフルスイング。
結果、OBやチョロを繰り返してしまう…。
このようなミスを繰り返していては、ゴルフの100切りは叶わないでしょう。
100切りに大事なのは、飛距離よりも方向性です!
方向性を向上させるのに重要なのは、『ハーフスイングを意識すること・ドライバーに固執しないこと』の2点が主となります。
ひとつずつ説明しましょう!
ハーフスイングとは、
フルスイングを100%の力とした場合、50〜70%程度の力感でスイングすることを言います!

100%の力で打たな飛距離でえへんやん!!
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそんなことはありません。
騙されたと思って1度練習場で試してみてください。
何も考えずフルスイングしていた時には聞くことのできなかった、ボールがクラブの真芯に当たる音・感覚を知ることができると思います!

実際ワシもハーフスイングを意識するようになってスコアが安定するようになったから、ほんまにオススメやで!
加えて、100切りを目指すためなら極論ドライバーは必要ありません!
ドライバー不意論に関しては、『1年で100切りする方法 〜考え方〜 』で詳しく解説しております。
これからゴルフで100切りを目指す!という方はぜひ1度お読みいただければ力になれると思います!


NG習慣②:パター練習を軽視している
続いて2つ目に、パター練習を軽視していることです!
みなさん、パター練習はしっかりできていますか?
ゴルフの練習といえば、打ちっぱなしでドライバーをフルスイング!!これが1番気持ちええからいつもこれしかせえへんで!!
という方は要注意です。
練習場ではドライバーやアイアンを打ち込む一方で、パター練習はおざなりに…。
ラウンド本番では3パット、4パットを連発…。
このような事態を引き起こす原因は、その練習方法にあると思います!
パター練習の機会を増やしましょう!!


具体的な練習方法は、
パターマットを購入して、1mの距離を徹底的に練習する!!!
です。
この練習を行うことで、1mの距離なら絶対に入れることができる!!という強い自信を持つことができます。
この自信がゴルフにおいては非常に重要で、ラウンド時の気持ちの余裕に繋がります!


もちろんパター練習場で練習するのもオススメです!
もしそのような練習場へ普段から行かれている方は、1m・3m・5m・10m…というように距離感を合わせる練習をするのが良いと思います。
この練習で重要なのは、入れるのではなく、あくまで距離感を合わせるということです!
100切りを目指す上でパター上達のゴールは、3パットをなくす・減らすこと。
10mのパットを入れに行って3mオーバー…。2パット目で入れきれず結局3パット…。という何万回やったかわからないミスをなくしていきましょう!
パター練習ができる練習場が近くにない・頻繁に行けるわけではないという方(私を含む)は、パターマットを購入して自宅で練習するのがオススメです!
自宅であれば、いつでもできますし、準備をして練習場に行くという手間を全てスキップして練習開始することができます。
自宅に帰ってきたら10回打つ。など日常に落とし込むことができれば、あなたのパターマスターになる日はそう遠くはないでしょう!!
NG習慣③:バンカー・ラフ対策をしていない
続いて3つ目に、バンカー・ラフ対策をしていないことです。
「バンカーなんて滅多に入らないから大丈夫」と練習を避けていたら、ラウンドでバンカー地獄に。
抜け出すのに3打以上かかり、スコア崩壊…。
こんな経験ありませんか? …私はあります!笑
せっかく良いショットが続いてグリーン周りまで来たのに、バンカーで3打以上も叩いてしまったらスコアもまとまらないし、ものすごくメンタルにきますよね…
なので、Youtube等を見てバンカーを脱出する術を1つだけ習得しておきましょう!
イメージとしては、ボールを直接打ちに行かず、手前の砂ごと一緒にバンカーの外に出すイメージです。
スイングの幅は、通常時の倍振りましょう!(例:残り10ヤードの場合、20ヤード打つつもりでスイングする)
以上の2点だけ意識して、バンカーを脱出しましょう。
バンカーに入ったらとにかく脱出することだけを目指す。バンカーに入ったらダブルボギーは仕方がない。
という考え方を持つことで、大叩きを防ぎ、切り替えやすくなるのでオススメです!


加えて、ラフは脱出優先で無理をしないことを意識しましょう!
フェアウェイに近いラフであればそこまで深く考える必要はないと思いますが、急斜面または深いラフの場合は注意が必要です。
フェアウェイと同じようなスイング・ショットはできないと思いますので、一旦フェアウェイに戻すようにラフを脱出しましょう!
脱出のために1打使ってしまうのはもったいなく感じるかもしれませんが、その判断がその後の自分とスコアを必ず助けてくれます(笑)



脱出という大人な1打で状況を打開しよう!
脱出の1打を選択できるようになったあなたは、これまでとは一味違う自分になってるで…!!
NG習慣④:無計画にクラブを選んでいる
続いて4つ目に、無計画にクラブを選んでいることです。
みなさん、ラウンド中のクラブ選択はどのように判断していますか?
残り180ヤードか…。ユーティリティでフルスイングしたらちょーどや!!!
このように、残り距離だけを見てクラブを選択してしまってませんか…?
ボールがあるのがフェアウェイならばこれは正しいクラブ選択だと言えます!
しかし、これが深いラフにボールがあるならばどうでしょう。
本当に7番アイアンで練習場通りの180ヤードを打つことができるでしょうか?



これは『絶対に』打たれへんで!
ダフってラフから脱出すらでけへんかったら辛いで。


実はこれ、ゴルフ初心者あるある(中級者もやってしまいがちかも…?)で、私も初めは残り距離だけを見てクラブ選択をしていました。
先ほどの話とも繋がりますが、状況によってはフェアウェイに戻す1打。
刻む1打を選択する方が結果的にスコアが良くなります!
こんな時は、ライやボールのある位置を考慮してクラブ選択をしてみましょう!
NG習慣⑤:ミス後に焦ってリズムを崩す
最後5つ目に、ミス後に焦ってリズムを崩すことでしょう。
初心者からプロまで。ゴルフというスポーツは必ずミスをします。
大事なのはミスした後どうするかです。
大きなミスを減らすことはスコアの安定に繋がりますが、小さなミスは仕方がありません!
もし大きなミスをしてしまった場合も、その後もミスを引きずりながらプレーするか、切り替えて次のプレーに取り組むかで大きくスコアは変わってくるでしょう!
ミスの後ほど丁寧にプレーすることを心がけて、ミスした悲しい気持ちなんてぶっ飛ばしてやりましょう!!
まとめ
今回は、『【保存版】100切りを阻む「5つのNG習慣」とその改善法』というテーマで話しました。
100切りを妨げる要因は、テクニックよりも 日頃の習慣 に潜んでいます。
・飛距離を出そうと力む → 方向性重視に切り替える
・パター練習不足 → 1mのパットと距離感を徹底
・バンカー・ラフの苦手意識 → 1種類の打ち方を身につける
・無計画なクラブ選び → 時には刻む判断を
・ミス後の焦り → ミスの後こそ丁寧にを意識
これらを改善するだけで、スコアは驚くほど安定し、念願の100切りが現実的な目標となります。
次のラウンドから、ぜひ今回ご紹介した改善法を意識してプレーしてみてください。
今後もゴルフ初心者や100切りを目指すゴルファーさんに向けて力になれるよう努めます!
最後までお読みいただきありがとうございました。